中学最後の思い出

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目を開けると僕は自分のベッドに寝転がっていた。 いつの間にか気を失っていたらしい。 身体を動かすと全身に痛みが広がる。 その痛みのせいで微かな記憶が蘇る。 涙が目にたまる。 でも、どうして僕は自分の家にいるんだろう? あのままどうなったのだろう。 知らないことがおおくて 気がおかしくなりそうだった。 その時、誰かが階段を上がってくる音が聞こえてきた。 身体がこわばる。 しだいに震えにかわってくる。 ガチャっ 「あら、起きてたの! 大丈夫??」 一瞬で力が抜けて涙がこぼれそうになった。 「お母さん、僕どこにいたの?」 涙を堪え必死に声を振り絞った。 お母さんには知られたくない… あんなこと… 「あらーー! 本当に忘れてるのね…」 えっ…? どうゆうこと? 「ちょっと待ってなさーい」 そうゆうと お母さんは僕の部屋から出て行った。 どうゆうことか全くわからない。
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