第1章

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小5の少年、帰り道。 テクテク、コツン。 石につまずき転けそうになる、ノボル 『いたたた、』 振り返ると、石が今の弾みで地面から飛び出していた。 『ん?何か良さそうな石、持って帰ろう』 家に着くと自分の部屋にカバンと机の上に石を置いて、外に昆虫採集しに出かけた。 今のブームはジグモとりだ。 木の根本などにある木の幹に似た巣を、壊さないように引き抜いて、中のジグモとるという遊びだ、とって何をするというはないんだけど、 『よし、こんどこそ、さっきは途中で破けてしまったから慎重にやるぞ』 ・・・ よし!、とれた。うん、家に入ろう
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