初恋の重さ

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運命だと思った。 最初の出会いは、インターネットカフェ 一目で今までの人とは違うと感じた。 性別の壁なんて、微塵も感じはしなかった。 きっかけを作らなきゃと、話しかけ、 そしたら再会できて。これは運命だと確信したのに、その人には、相手がいた。 はっきりした根拠はない。が、好きだからこそ分かった。 鈍いあなたは、この女同士の火花に気づいてなかった。 上目使いも、ボディタッチも、誘いの文句も すべて受け流すあなたに、わざとかと思うほど しかし、それも恋人しか見えていないからと言う事もわかった。 だからこそ、連絡先は交換しなかった。 運命にかけた。 もう一度、再会出来たら、諦めないと。たとえ、恋人がいても。 一度は諦めたのに 諦めたのに、あなたは無情にもそれを破りさいた。
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