1276人が本棚に入れています
本棚に追加
『僕だけを見ていて』と言ったさくちゃん
今まではずっとさくちゃんしかみていなかったのに………
静かな水面に水滴が一滴落ちそこから波紋が広がるように、私の心の中で何かがざわめき広がっている。
さくちゃんだと疑いもしなかった思い出の中の存在が、今はさくちゃんじゃないとハッキリと示し始めている。
いろいろな思い出が塗り替えられていくように、私の中で不確かなものとなり不安にさせられた。
.
最初のコメントを投稿しよう!