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「だからって何?!」 と言われればそうかも知れない。 記憶が思い違いであったとしても、幼少期絶えず私の傍で私を守ってくれた私のヒーローはさくちゃんなのだから。 そんなこときっと関係ないんだ………。 私の気持ちが……さくちゃんへの想いは紛い物だったのだろうか? 誰よりも近くで、誰よりも信頼し、誰よりも無条件で好きでいれた。 それって『愛』なんだと思っていた。 .
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