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「今はあまり無理しない方が良いと思うのよね。」 「…………」 学校……休まなきゃいけないの? そう考えてしまい私はガクリとうなだれた。 「ウフッ、別に学校休みなさいとは言ってないわよ~! ただムリして教室へ行く必要はないって事よ。 職員会議で体調が整うまで特別保健室にいる間の勉強はここで出来るように出来ないかって事になったのよ」 俯いてしまった顔を驚きで上げると、変わらず矢田先生の笑顔がそこにあった。 .
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