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「さくちゃんはおじさんの写真をいつも良い顔で見てくれるから嬉しいよ」
おじさんは机に頬杖をついて僕のことを眺めていた
「おっそうだ!」
急にニッカリと笑い僕にだけ聞こえるように声を潜めた
「今度さくちゃんだけおじさんのアトリエに招待するよ」
「えぇ!いいんですか!」
「シィー、すずみにも内緒だぞ」
おじさんは口に人差し指をたてそう言うとウィンクをした
僕はコクリと頷き笑顔を返した
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