- 24 -  朔夜side

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「ふ~ぅ~~」 僕は大きく1つ息を吐くと覚悟を決めた 「もう無理して僕といなくていいよっていってんの」 「えっ?」 冷静な僕の声にすずの驚きが表情は見えなくても手に取るようにわかった 「すずは今日一日 誰といたんだ?」 「さくちゃん何言って…… 「すず、キミは今どこにいるんだよ! どこにいて誰と向き合ってるんだよ! 今のキミは僕の好きなすずじゃないよ」 「……さくちゃん」 2人の間に風が吹き抜けカランカランとマストのぶつかり合う音が淋しげに響いた .
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