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「ふふっ……ぁははは!」
しばらく沈黙が流れた後、愛が突然笑い出した
驚き顔を上げると笑いを収め優しい愛の瞳とぶつかった
「すずみは朝陽センセイの特別だったもんね~」
そういうと意味ありげにニタリと愛が笑った
「………?」
「気づいてなかったのすずみ?!
朝陽センセイって自分から生徒に絡むってないのよ!
でも、すずみだけは下の名前で呼んだり庇ってくれたり……
だから先輩たちが妬んでたんじゃない」
「え?そうなの?
朝陽って誰にでもそうなのかと思ってた……」
「ププッ すずみらしい」
愛はそう言うと私の頭をぐしゃぐしゃとかき乱した
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