- 26 -  朝陽side

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「……涼……」 俺はぽつりと呟くと、胸の中に広がるように湧き上がる何ともいえない感情をぐっと押し込めた あの日涼が俺の絵を見て何かを思い出したのが原因なのか? 涼はどこまで思い出したというのか… 『お兄ちゃん』と呟いた涼はきっと昔と今の俺が繋がったに違いない でも、これはパンドラの箱を見つけただけでまだ開けてはいない   これ以上は……… .
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