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屋台をみんなで回りながら花火までの時間を潰していると愛が突然立ち止まった
「愛、どうしたの?」
立ち止まった愛は遠くを見つめていたが、私が声をかけると慌てて「なんでもない!」と私の手を引いた
驚く私の耳に飛び込んできた恵斗さんの言葉に今度は私がその場に立ち止まった
「あっれ~?さくやじゃん!何やってんの?」
「御剣(みつるぎ)センパイ !!」
「んぁ?愛ちゃん…何怒ってんの??」
恵斗さんを睨みつける愛とキョトンと不思議そうな恵斗さんの間に挟まれ私は小さく吐息をついた
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