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「まぁ2人は元々兄妹みたいな感じだったし、
これから先もなにも変わらないのかもね~」
そう言った愛は夢見る乙女のように瞳を輝かせ言葉を続けた
「すずみはいいなぁ~
テニスの王子様とピンチに駆けつける白馬の王子様に愛されて……
私なんて………アハハハ」
「もぅ愛ったら
でも……そんな簡単な話じゃないのかも……」
呟くような私の言葉を聞き逃した愛がこちらを不思議そうに見つめた
「ん?なんかいった?」
「ううん、なんでもない!」
そうは答えたものの私の心には何か引っかかるものが拭いきれなかった
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