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「僕がいるから大丈夫」
そこにはニッコリと微笑むさくちゃんがジャングルジムの上から手を伸ばしていた
昔と変わらないその仕草に笑みが零れ、そっとその手に掴まった
もう1人で上がれることは私もさくちゃんもわかっている
でも、これがこのジャングルジムのルールかのように当たり前の事のことに感じた
ジャングルジムのてっぺんへ上るとさくちゃんの横にちょこんと腰を下ろした
「わぁ~やっぱりキレイ……」
そこから見える景色は、ちょうど建物と建物の間に広がる夕焼け空で、大きな夕陽が揺らめいていた
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