- 35 -  朝陽side

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涼は毎日必ず顔を出すようになった 迂闊にも涼の気持ちを受け入れる形になってしまった俺は、まだ自分の気持ちは口に出来ないでいた それでも涼は多くは求めず、ただ同じ空間にいることを嬉しそうな笑顔で過ごしていく 「涼……ただぼーっとするだけなら保健室でいいんじゃね?」 「……べつに」 「べつにってなんだよ?!答えになってねぇし」 「……だって……べつに……だし」 「はぁ?わけわかんねぇククククッ」 「ゥフフッかまわないでしょ」 そんな会話が常になった .
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