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俺は緩んだ頬を誤魔化し口角をあげた
「ククッ…なに?そんなに俺かまって欲しい?!」
机の向かいに座る涼にグイッと顔を寄せる。
涼は瞳をそらすことなくまん丸な瞳をこちらに向け頬を紅く染めた
そんな涼を見ると心が揺らぎそうになる
俺はぷいっとそっぽを向くと素っ気なく言葉を吐いた
「バ~カ、何期待してんだ 、
さっさと課題してしまえよ!」
振り向かず窓辺へと歩みを進めた
ガラス窓に映る涼は少し哀しげな表情を作ると手元の課題にすぐに取り組み始めた
俺はしばらくそのまま外を見てる振りをして映り込む涼を見つめたのだった
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