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  シャーッ!! カーテンが勢いよく開く音が聞こえ目をギュッと閉じた 「おっかしいわねぇ…いないわぁ~ もぅ朝陽センセったら照れ屋さんなんだから どこに隠れちゃったの?んもぅ」 隣のベッドのカーテンを勢いよく開けて 鼻にかかったような声で女全開の城崎先生 ………正直げんなりしてしまう 次の瞬間城崎先生の手がカーテンを揺らしたようで ベッドの周りの明るさが少し変わった 「あら…誰か寝ていたのね…… え~と ゆうなぎ りょう、くん?かしら?? ごめんなさいね、朝陽先生は…いないわよね んもう!また逃げられちゃったのね」 そう言うと城崎先生は保健室を後にした .
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