- 37 -  朝陽side

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母親はすぐに乾いたタオルを数枚持ちリビングに現れた 「このタオル使ってください」 そう言って俺にもタオルを渡すと自分は涼にタオルをかけながら 「とにかく服を着替えましょう」と涼を抱えようとした 「手伝います……どこへ連れて行けばいいですか?」 声をかけながら乾いたタオルでくるんだ涼を抱き上げた 母親は少し躊躇いつつも「じゃあこちらに…」と二階へと誘導する 「そこのベッドへお願いします」 通された部屋は涼の部屋のようでベッドへ涼を寝かせると俺はすぐに踵を返した .
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