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「ミャ~」
それは突然私の足元から聞こえてきた
「えっ?久我原先生………ネコ連れて来ちゃったんですか?」
「えぇまぁ………ん?どこだ??」
私は自分の足元に摺り寄るネコに焦ってしまう
「どこにいるんだ?クロシェット、おいで」
朝陽の声に反応しネコは身軽にベッドへと飛び乗った
「ミャ~」
「久我原先生…ネコは今後出入り禁止ですよ」
矢田先生の少しあきれた声が響きベッドが軋んだ
「少し寝かせてもらえた楽になりました。
そろそろ戻ります」
「でも、まだ熱下がってないんだから無理しないように
あっ、それとその猫チャン、バレないようにしてくださいね」
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