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朝陽が出て行ったあとシーツを替えに矢田先生がベッドに近づいた
もぅダメ……バレちゃう
首をすくめてギュッと目を閉じ固唾をのんだ
『矢田先生、至急職員室へお戻りください』
「あら、何かしら……」
パタパタと歩く足音がドアへ向かい保健室から出て行った
大きく息を吐き出し身体から力が一気に抜けた
ベッドに手をかけ顔だけを覗かせてみる
保健室は閑散としており私しかいないことを確認するとベッドへと腰を下ろした
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