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いつの間にかまた眠っていたようで自分がどこにいるのかと周りを見渡してしまった
保健室のベッドだと自分自身で認識するとボーとする頭が徐々に覚めてきた
「はっ………」
思わず上半身を勢いよく起こした
「夕凪さん起きたの?」
カーテンの向こう側から聞こえてくる声
カーテンが開きニコリと微笑む矢田先生が体温計を差し出した
「職員室から戻ってきたら小さく丸まって寝てたから驚いちゃったわよ」
「……スミマセン」
私は布団に顔を埋めている間に寝てしまったようで恥ずかしさのあまり頬を紅く染めた
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