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私の目に映ったのは画材の隙間に倒れこんだ朝陽の姿だった
「っ!!朝陽!しっかりして!!!」
私は朝陽に駆け寄り手を伸ばした
ネコも私の腕からすり抜け朝陽に擦り寄る
触れた朝陽は燃えるように身体が熱くうっすら開けた瞳はうつろだった
「…すず…み………また、夢?」
力なく微笑み私の頬に手を伸ばす朝陽
「なに言ってるの!しっかりして!!」
私は近くを見渡し普段キャンバスにかけている大きな布で枕を作った
そして室内の水道でハンドタオルを濡らすと朝陽の額に乗せた
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