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ふたりのやりとりをただぼーっと見ていた私と、月乃さんのクリクリの可愛い瞳とがぶつかった
「あ～！すずちゃんよね？」
まるで今私がいることに気づいたかのような月乃さんの反応に目をぱちくりとさせる私
そんなことお構いなしに私の両手をぎゅっと握りしめた
「近くでみると更にかっわいい～♪ありちゃんの言ってた通り」
「？？？」
なんの話か全くわからない私の手をぶんぶんと振りニコニコとしている月乃さんになんと声をかけていいのかわからずされるがままになっていた
「……月乃さん………すずがビックリしてるんで、そのくらいに……」
月乃さんの後ろからそっと私の手を解放させたさくちゃんは私にウィンクすると
『ごめん』と口を動かした
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