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「何がおかしいんですか!」
『子どもだな』とでも言われた様でさらに苛立つ僕
久我原は笑いすぎたのか、風邪気味だからか咳き込みはじめた
「わりぃわりぃ
心底オマエが羨ましいだけだよ」
久我原の膝で猫が小さくミャーと鳴くと体を気持ちよさそうに伸ばした
「なぁ……男同士としてオマエに話していいか?」
僕に向けられた瞳には有無を言わさない力の様なものを感じ少し構えてしまう
「俺さぁ 、今まで『女の子は可愛い生き物だから』って来るもの拒まずって感じでいたんだよなぁ……」
話し出すと穏やかなのんびりした口調で、みんなが知っているチャラ男先生の由縁を話し始めたものだから、思わず鼻で笑って
「そんなことみんな知ってますよ」
と憎まれ口を叩いた
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