夏にはちょっと早いと思います

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固まる秀に衣琉さんがうろたえ出す。 「えっ、し、秀くん?なんで無表情なんです?」 「雪女姿の衣琉見れない……?そんなハロウィンに何の意味があるというんだ……?」 「えっ、え?」 「あーあ。衣~琉さんがい~じめた♪」 「歌わないでください!し、秀くん。着ますから!落ち込まないでください、ね?」 衣琉さんのその言葉を聞いた瞬間、奴の目に光が灯った。 「……マジ?」 「ま、まじです」 「いぃいやっふぅぅう!!」 秀がテンション上がるなか、みんなが言葉を発する。 「……キモイ」 「……りょーた、私は何着ればいい?」 「柚奈は何着ても可愛い」 「昴、昴は何が好き?」 「俺はケーキ」 「……昴の唐変木!」 「なぜに!?」 「……これは、収集つかないカオスさだぜ……あ、続くよ~」 という訳で……一旦CM。
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