夏にはちょっと早いと思います 2

2/46
312人が本棚に入れています
本棚に追加
/1495ページ
「そこ、食器足りてるか、秀」 「食器は足りてるが、調味料が足りないな」 「……しゅー、ぱす」 「お、サンキュー柚奈嬢。あとは……」 「優馬、このくらい煮立てれば大丈夫かな?」 「そだな空花。あとはパセリ乗せて……」 以上の会話でお分かりかもしれないが、俺・秀・柚奈・空花でご飯の調理中だ。 昴も料理はできるからこっちに来ても良かったんだが……、 「は~ら、減ったぜ~♪お腹がすいて力が出ぬぅ……昴っち、いつになったらできるんじゃろね?」 「なんか口調が統一されてない……まぁそのうちできるんじゃないですかね?」 「そのうちとはいつだ!いつなんだぜ~!」 「あっ、ちょ、草加先輩、走ってっちゃダメです!」 「いつなんだぜ~!」 「優馬、ちょっと呼び戻してくる!」 ……草加先輩の相手する人が必要だったからね、仕方ない、うん。
/1495ページ

最初のコメントを投稿しよう!