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「青菜ちゃん、今日は悠紀達の家に帰りなさいよ!」
巴さんは私の肩をポンポンと叩き笑顔で言う。
「そうだね、青菜ちゃん。それがいいよ」
笑顔で一緒に言う樹さんに私はコクリと頷く。
「そうしましょう!それなら青菜ちゃん車で送って行くわ!」
「え!いいですよ、巴さん!この後、旦那様に呼ばれてるんじゃないんですか?」
「あ、そうだったわ…」
巴さんはしまったー!!と言うようにおでこに手をのっけた。
「じゃあ、僕が送って行きますよ」
ふふふ、と笑って樹さんが言うと、巴さんは目を輝かせて樹さんの方を向く。
「ありがとう、樹くん!青菜ちゃん、ごめんね!よろしく頼んだわ!」
「はい」
にっこり笑う樹さん。
「じゃあ、青菜ちゃん私服に着替えて玄関で待っててね」
「はい!」
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