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「ん?え?」
「え?……あっ!えっとね、頭の中で「想像」したことを実際に創り出す、「創造」する能力。」
あたしがおじいちゃん(仮)から教科書を渡されてからここまで1時間くらい……
たくさんの「問題」が一気に押し寄せてきた
「本能寺逆じゃん問題」
「信長少年問題」
「お母さん停止問題」etc……
またさらに「能力」……
あたしの情報処理「能力」では追いつかない……
ボンッ!!
たぶんこんな音がしたと思う
あたしの脳は限界に達した
「……………」
「……おーい。聞いてるぅ?あちゃー、ショートしたかな…」
ここからはあまり覚えてない
最後に聞いたのはガラシャの
「マカロンとかないかな?」
だった…
「んん……」
どれくらい意識がなかったのか…
辺りは暗い
ていうか外にいる
ていうか浮いてる
ていうか………
「……裸ぁぁ!!??」
「あ、起きた?おはよー。」
全裸で直立に2m程浮いているあたしに、ガラシャは鞘に入ってる日本刀を掲げながら挨拶した
「ちょっ、動けないんだけどっ!?」
「動かれたら困るんだけど?」
「くっ…なんでっ!?」
「今から「転生の儀式」をすんのよ♪明智光秀を貴女の身体に降ろすの♪」
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