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エビフライを口に入れて目線をわたしを呆れたように見てる南ちゃん。
その顔には、もう飽きたとか、面倒くさいとかそういう色が見える。
「急に会えないと思ってた日曜に会って、月曜に行くって言われた。んで、電話とメールはしてるけど足りないんでしょ」
「そう! 足りないの。オオカミさんが帰ってくる日が未定なのがつらいの」
「一週間くらい会わなくても死なないよ?」
「わたしは死ぬかもしれない! 息できなくなるかもしれない!」
「ハイ、息吸って――」
すーぅ――。
「ハイ、吐いて――」
はーぁ――。
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