第1章 忌々しい過去~破壊と蘇生の力より~

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大西『分かった。もういい もういいですよ 少し遊びすぎたかな 少しふざけすぎたかな? 調子に乗ってんじゃねぇよ糞が おい 敬語は?一人称の約束はどうした?』 松谷『知らん 捨てた』 大西『馬鹿も休み休み言えや ホントキレるぞ』 パンチ1つで壁が広範囲に破壊され 鉄で作られた靴でただの石となったコンクリートを指し 大西『次だ。次で最後だ』 と。鉄製グローブ構え真横壁を完全に穴を開けて 『持ってくるよな?4万円』 増えてんじゃねえか いや 延滞料か? んなことはどうでもいい さ。計画実行だ・・・・ 松谷『嫌でs(ry』 いつもの調子であれば 今頃顔面は機能を果たさない肉片だっただろう。 笑顔で 拳を受け止め 笑顔で 握りつぶし 笑顔で 素直に 相手の 顔面に 思いっきり投げつけ 『だから言ったのに』 と 何も言ってないのにいったふうセリフを吐く 周りは困惑するばかり 新機能力のおかげで反射神経は神並 松谷『俺はね こ~んなこともできるんだよ』 と。 片方の手をナイフで切り刻み 生身の手だと認識させ 蘇生能力で治癒し ドカンと一発 壁をさっき大西が粉砕した以上の広範囲で破壊 『こ~んなことも』 と。 今度は片足を切りつけ これまた認識させ 蘇生能力で治癒・・・・ あっという間に粉々に砕け散った 残骸を見せびらかし 松谷『それじゃ これだけじゃ物足りないから 半殺し程度で終わらして帰るか』 皆に聞こえる程度の独り言を言い放ち 鳴らせなかった関節を ポキポキ ボキボキ と鳴らし 『いっぱーつ』 と 鳩尾に先ほどの拳を当て フルスイングで殴る。 『にはーつ』 と ちょうど内蔵がある位置に膝蹴りあて これまたフルで。 『さんぱーつ』 と 男性器を容赦なく蹴り潰す。 能力で力がつき キック力は世界チャンピオン並みに凄まじさを誇る まさしく 形勢逆転 っていうことで・・・・・ 松谷『あらら?強いと思っていた”大西”も。この程度かい?』 含み笑いをする松谷をよそに 大西は睨みつけ 松谷『なんだよ なんだよその顔は 殺ってあげてもいいんだよ? これでも手加減してんだからな。 余裕の顔をしていられるのも今のうち、それ宣戦布告とも捉えられるからな。 俺 知ってんだよ あの計画を 何も実行する気はないさ でも それ相応の拷問は 必要だよな?』
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