第1章 ~学園生活準備よーい~

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アナザースカイの一週間の悪夢として 瑠鹿が行った悪行は大々的に報じられた 城砦が寛大な被害に見舞われたらしい。 城が半壊されているのも新聞で見れた それも過去の話になり 弥生の月に入り 皆で森の梅を取りに来ていた。 「シホちゃん、ふっくん、梅の取り方、教えますね?」 もう、家族同然の暮らしをしている。 志穂も史も実に素直だ。 今は祐樹から梅の収穫方法を学んでいる 「こんなに収穫してどうするのかしら?」 文江は疑問に思った 「下に住む、奏やら佐伯やらおばちゃん達に配るそうだ」 ふ~んと文江は関心なさげに言った。 その時、伝言石が光った。 「あ、ジンさん?どうしました?ええ、あ、はい。わかりました」 文江はすぐに伝言石を切った 「オッサンからか?」 「ええ。全員つれてギルドまで来いだって」 「お~い、ユキ!収穫終わったら、皆でギルド行くぞ~」 「はーい」
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