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アナザースカイの一週間の悪夢として
瑠鹿が行った悪行は大々的に報じられた
城砦が寛大な被害に見舞われたらしい。
城が半壊されているのも新聞で見れた
それも過去の話になり
弥生の月に入り
皆で森の梅を取りに来ていた。
「シホちゃん、ふっくん、梅の取り方、教えますね?」
もう、家族同然の暮らしをしている。
志穂も史も実に素直だ。
今は祐樹から梅の収穫方法を学んでいる
「こんなに収穫してどうするのかしら?」
文江は疑問に思った
「下に住む、奏やら佐伯やらおばちゃん達に配るそうだ」
ふ~んと文江は関心なさげに言った。
その時、伝言石が光った。
「あ、ジンさん?どうしました?ええ、あ、はい。わかりました」
文江はすぐに伝言石を切った
「オッサンからか?」
「ええ。全員つれてギルドまで来いだって」
「お~い、ユキ!収穫終わったら、皆でギルド行くぞ~」
「はーい」
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