第1章

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気付くと僕は知らない場所にいた。 またまた目を覚ますと制服を着た人達の中にいた。 「この子、どうします?」 ?誰のことだろ 僕以外にも僕達はいるし 「じゃあ私の家で飼えるかどうか  相談してみます」 この一言で僕の人生は変わったのかな って今なら思える。 女の人にだっこされながら町を走る 着いた場所はお家だった 男の人もいて僕は怖くなった。 しかも女の子が二人もいたし 怯えてしまって、そわそわ、そわそわ 女の子の片方の『優ちゃん』は 僕をだっこして、嬉しそうだ もう片方の『雅ちゃん』は少し嫌そう また『車』で移動したら 大きなお店についた。 僕のおうち?おへや?を選んでるみたい 結構おおきなのを選んでもらった それから僕のごはんを買って貰って 食べさせてもらった。 「がふがふがふっ!」 なんだこれ、美味しいぞ! 「おおー しっかり食うなーこいつ」 『お父さん』が言うの。すごいだろ僕。 「食べ過ぎに注意しんさいよー」 『お母さん』と優ちゃんが心配してる 雅ちゃんはじっと僕のしっぽを見てる。なんでー 「あ ねえお母さんこいつの名前どうすんの?」 「えええー 急に言われてもなあ」 名前?欲しいなあー僕のでしょ? 「ゴルゴルバッチョフ」「雅ーそれないでしょ」 そうだよっ!僕それ嫌ー みんなが悩んだ結果、僕は 『りょうた』になりました。 その日はまだ慣れてません。 明日はいっぱい遊べるかなあ お母さんと優ちゃんがたまに話すの 「りょうたって何処から来たん?」って 僕はあんまり覚えてないんだよ。 気が付いたらあの町にいたんだよー 今日はお部屋で遊ぶんだー カエルのおもちゃをぶんぶんぶん! 振り回すんだっ!ふふふー柔らかい~~ あ 振り回しすぎた。 なんだろ、良い匂いがし始めたよ?! 僕はなんだろなんだろって思うけど こっちには来ちゃだめって言われてるんだ おケチーー!こんなに良い匂いしてんのにっ お母さんーまだー?この匂いなにー! それは美味しそうなお肉の匂いでした 優ちゃんが「ごめんけどりょうたは中ー」 えええっ!そんなご無体なっ 「きゅーん、きゅーん・・・くぅん」 「鬱陶しいな」 「しょうがないよー」 目の前で美味しいの食べられるって拷問! 明日は貰うぞ!!
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