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そして…次の日。
「おはようございます。詩帆ちゃん、俊哉君」
北条は学校に登校してきた。
すっかりわだかまりが無くなり、元気な姿ではあった。
…が。
「ほ、北条サン…」
「そ、その首に巻いてるのって…」
ニッコリと笑顔の北条の首には、どう考えても犬用の首輪が巻いており、何か言いたげな表情をしていた。
「私、今日より2人の奴隷となります。つきましては、それぞれ専用のリードを用意して…あら?」
私と俊哉は揃って彼女から逃げた。
「詩帆ちゃん!アレやっぱりMッスよ!余計厄介になってないッスか!?」
「仲良くはしたいけど、アタシだって無理!」
「待ってください2人共~ッ!私を嬲って良いんですよ~?」
「「お断りします!」」
…明日からは、夏休み。
今年は、きっと楽しい夏休みになるだろう。
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