第4章

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ー*ー 「ほ、ホントに2品ある…」 アパートに到着後、倒城は冷やし中華と素麺を手早く作り上げた。 俊哉は冷やし中華、白百合にはつけ麺の素麺。 そして、私はその両方だ。 「安心しろ。量は2つ合わせて1人前だ。それ食ったら宿題をやれよ?」 調理を終えてタバコを吸う倒城に、私達は美味しく頂いた。 「ウオッ!やっぱ倒城さんの飯は美味い!」 「確かに美味しいですね。調理が得意なのですか?」 「一人暮らしが長いんだよ。だから、自然と上手くなっただけだ」 .
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