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**おまけ**
「でも歩が残ってて良かった。
居なかったら家に押し掛けるつもりだった」
「(告白されてんだろうなって思うと、おとなしく家に帰れるかよ)」
「ごめん
子供でごめん
これから、彼女らしくなれるように頑張る」
「ん」
迫る歩の顔
愛の体はギクッと固まる
歩が薄目を開けて映るのは
息を止めて、顔を真っ赤にして
固まる愛の姿
歩が溢す苦笑に
愛も恐る恐る顔をあげる
「無理して背伸びすんな」
「え、背伸びしてない」
「無理して大人ぶんなってこと。
お前が恋愛初心者なことくらい知ってるから
ゆっくり俺らのペースでいけば良い」
「っ、ありがとー」
抱きつく愛
「ん」
それを受け止めながら歩は
『きっと、長期戦になるだろうな』
そんなことを思っていたりするのです。
END*・.:。°*:°。○
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