エピローグ

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白衣の男はため息をついて携帯をポケットに入れ直すと 「あの子が意味もなく電話をきるはずがない……何かあったのかな」 大きなため息と共に改めて背もたれに体重をかけると 「あ、5人組の始末お願いするの忘れてた」 とハッとした。 その時、ガチャっと扉のノブが回る音がした。 白衣の男は気だるそうに扉の方へ向く 「今日は患者が多くないか?」 そんな言葉を吐く白衣の男に対して返ってきた言葉は 「相変わらず湿気た顔してるなぁ……」 だった。
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