下痢魔法 訓練

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しかし、他に思いつかなかった為、瞬間下痢魔法にすることとなった。 「ではこの瞬間下痢魔法ですが、長所は一瞬で相手を下痢状態にすることです。短所は相手に触れなければならない為、僕が何かしたと相手に悟られる可能性が非常に高い所です」 有志が問題点をあげるとマスターはすぐに解決策を提案してくる。 「では、相手に触れた状態から少しずつ手を離して行き、魔法の範囲を広げるよう訓練して行こう。名付けて下痢魔法遠距離化計画」 有志はマスターのネーミングセンスを疑いながらも、話を進めた。 「では先日発見した肛門に雷を流す技、これも相手のお尻に触れなければならないので、同じ方法で遠距離化を図りましょう。技名は……」 「限界突破!我慢させる方は我慢の限界を超えて、我慢することが出来る。垂れ流す方もある意味我慢の限界を超えて垂れ流すからな」 マスターは自信満々に提案してくる。 「しかし、それでは技の区別がつきませんよ」 有志は、マスターに異議を唱える。 「では、我慢する方を[限界突破 我慢]。垂れ流しの方を[限界突破 垂れ流し]としよう。これなら大丈夫だ」 もっとマシな名前はないのかと思いながらも話が進まないので有志は仕方無く受け入れる。
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