波乱の学食(後半)

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広瀬 浩樹side 秀は青ざめた顔で暗いオーラを放ちながら、やっと教室に戻ってきた。 ちなみに秀が貰ったプレゼントは俺が運んだ。 褒め称えてもいいんだぜ? 「浩樹…俺、午後の授業サボるわ…」 そりゃ、そうだな。休んだ方がいい。 「あと、さっきはありがとな」 ん?何がだ? 「五十嵐君と圭介君を目隠ししてただろ?助かった」 ああ。それか。 「授業終わるまでには元に戻っとけよ!」 「ああ。じゃ」 そう言って秀は教室を出た。 ちなみに成績は、問題ない。学年トップ3まではサボっても成績には全然問題ない。 秀の3位に対して俺はその何十倍も下だ(流石に学年な)。 では、俺は秀が元通りになることを願いながら授業を受けますかな。
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