自己と座標

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世界は闇から生まれた 全能の神が空っぽの世界から命や光を創造したそうだ 『私』が目覚めた時も、周りには闇しか存在しなかった どれぐらい眠っていたのだろうか? 時間の感覚がない 真っ暗な部屋を手探りで進む 数歩で壁のようなモノにぶつかる どうやら、この部屋は六畳半ほどの広さを持っているようだ 【Keyword:真っ暗な部屋】 ・・・・・・・・・ ここは一体何なんだ? 『分からない』 少なくとも、ここは私の部屋じゃないはずだ ここが何処なのか、考えを巡らせる前に『とんでもない事』に気づいた             
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