第1章

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「うっ…ひぃ…ん…いやだ…やだ…」 ボロボロと涙が溢れる。 悠斗の自身が全部埋まると力強く抱き締められた。 泣く柚月を落ち着かせるように頭を撫でる。 「柚月、分かる?俺たちセックスしてるんだ」 「俺はイヤだって言ったのに…」 「うん、でも止められなかった、ごめんね。あと、今更やめられない」 今更もクソも辞める気なかったくせに… 「なぁ…今なら後に戻れー…」 「うん、無理だね」 そう呟くと同時にギリギリまで引き抜く。 「ふぁぁあっ?!!」 そして一気に押し込むと、かはっと息を吐く柚月。 カチカチと震え、こんなのされたら身が持たないと逃げようと暴れる。 「柚月ジッとしろって、危ないだろ」 首を振りながらやめろ、やめてくれと呟く柚月にそんな事を言うが、聞こえていないようである。
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