第1章

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「何だよその意外だみたいな顔は…女の子は好きだけどここ最近の子はちょっとな…まぁ遊ぶんだけどさ」 「そりゃ女の子命のお前がやめとこうかな、なんて言うからだろ。 まぁ、悠斗は悠斗らしく今のままでいいんじゃないか?」 「あー、柚月ってやっぱいいわー。俺、お前の事好きだな」 へへっと笑う悠斗を見て、柚月の心臓がドクンと跳ねる。 「はいはいありがとなー」 誤魔化したはいいけど、心臓が煩いくらいにどくどくと脈打つ。 ただでさえ顔が良いのに、笑顔でそんな事言うから女の子が勘違いするんだバカ。 顔を押さえて息を吐きながらそんな事を思っていると悠斗が桃鉄しようぜなんて言って元に戻っている。 (今のは何でもないよな…顔がいいと困るな…) 苦笑しつつ、悠斗とゲームを開始した。
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