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千「西子ちゃん辛かったよね…」
末「まあ、今もムリしてるっぽいしな…」
茅「って言うかさー!!あんた、その時が初めてだったの?」
末「約束通り、犯人は教えてもらったけど…」
茅「はぁ…( ´Д`)」
末「もう、この話終わっていい?まだ、あいつらにも言ってないから」
茅「で?犯人は誰だったの?」
末「前山先輩の女友達」
千「それって、よくある理由?」
末「ムカついたんだって?可愛らしい彼氏が居ながらも自分たちの好きな人を狙ってたことに」
茅「女の嫉妬って恐いからね(;´Д`)」
末「例え、女の嫉妬とはいえ結果的に一番傷付いたのは隆弘だろ…。前山先輩だけを攻撃するなら他の手段だってあった…でも、先輩達は彼氏である隆弘を利用した…。その時、みんながみんなチアみたいに真っ直ぐじゃないんだって…。女は好きな男の前のためならありもしないキャラを作ろうとするし、おとなしい子だって他人に遠慮して生きている…。そして、周りはその外面だけでその人を理解して…誰も心の中までは解ろうとしない…。だから、他人を平気で傷つける事だってできる…隆弘の事だって軽い気持ちだったからこんなことになったんだ!」
千茅「…」
あたしもチアもこの言葉に何も言えなかった…そして、それを察したのか…
末「片付けてくる…」
突然、話を止めて片付けにいってしまった…
茅「あたしも手伝う…」
千「…」
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