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(ザワザワ)
西「俺はこの1年半ぐらいを「西子」として皆さんと接してました…決して、復讐とかではありません!!俺自身もあの時は逃げようと思いました…今回もたくさんの人に迷惑をかけました…転校だって考えてたんです…。俺には誰かを救う力があっても、自分を守る力が無いんです!そんな、俺を救ってくれたのがソウルエッジボーイのメンバーと俺の友達です!!ソウルエッジボーイのメンバーは何があっても俺を信じ…今日まで一緒にいてくれました…女好きでいつも仲介にいってくれた日高」
日「隆弘…」
西「どうしようもないバカだけど少し優しい真司郎」
真「にっしー…」
西「友香里ちゃんLOVEな直也」
直「隆弘…」
西「性格悪いけど、いつも助けてくれた秀太」
末「…」
西「俺は4人が居なければ今、ここにはいません!4人は大切な親友です!!時にウザいときや呆れてしまうときもありました…トラブルだって結構ありました!そんなときに俺らの近くに居たのは千晃でした」
千「隆弘君…」
西「直也の恋や真司郎が荒れてしまった時も秀太が不登校になったときもすぐ近くに居たのは千晃でした。悪く言えば「トラブルメーカー」ですが、俺にとっては千晃が居たからあいつらは変われた…今のあいつらにとっては千晃は無くてはならない存在かもしれません」
宇「よかったじゃん!千晃」
千「うん!」
西「そして、俺がここに留まろうと思った一番の要因は前山英里奈さんのことです」
(ザワザワ)
英「隆弘…」
西「皆さんもご存じの通り…俺は英里奈に相手にされず、そのせいでひどいことも言われました…普通はそれぐらいされたらトラウマにもなると思います…けれど、俺は今でも英里奈のことを愛してます!!それはどんなときでも変わることはありません…たとえ、このまま嫌われても俺はずっと彼女を愛してます…!もう一度付き合いたいと望んでるわけではありません…ただ、自分を幸せに出来ない分…ここにいる皆さんの幸せを心の底から願ってます!」
英「…ッ」
西「ありがとうございました」
会場は大きな拍手で鳴り響いた…
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