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その帰り道、男の子は歩行者に突っ込んできた車に引かれてしまった…
その後、すぐに救急車が来て、心臓マッサージが行われようとしていた…
しかし、男の子はそれを拒み、女の子のいる病院に持って行くよう伝えた…
けれど、男の子の体は周りにいる怪我人の中でも1番酷く、テープも「赤」だった…
それでも、男の子は心臓マッサージを拒んだ…
「その子が…助かるなら…俺は…何も…望みません…」
そう言って、息を引き取った…
後日、男の子の望み通りに女の子の中に入れられた…
そして、男の子の事を女の子に伝えられた…
女の子は最初は涙を流したが、お兄さんに勇気づけられて…女の子は男の子の分まで生きようと誓ったのであった…
-END-
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