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~日高side~
(現在)
末「はぁー」
(トントン)
末「5秒以内に述べよ」
日「S.E.B H.M」
末「入っていいよ」
日「やっぱり!」
末「お茶飲むか?」
日「お前、よくこんな屋上の個室でくつろげるな(-.-)」
末「用件は?」
日「お前、千晃にキスしたって本当か?」
末「…ッ!?なぜ、それを…」
日「真司郎から聞いた…隠し撮りもされてたらしい…」
末「…」
日「千晃のことは真司郎が何とかしてくれた!俺がここに来たのは千晃に言った質問だ!」
末「誘うって言ったことか?」
日「一体、何をするつもりなんだよ!!」
末「言わなきゃダメか?」
日「少なくとも理由もなしに動くことは少ないからな…」
末「…。ただ、たんに千晃以外の女と真剣にやってみたいと思っただけだ…」
日「はぁ?」
末「千晃は俺のことなんて眼中に無いんだし…本気で遊びたくなったんだよ」
日「じゃあ、なんでキスしたんだよ…」
末「…ッ!!べ…別に特に理由なんてねぇーよ…!」
日「そんなわけ…」
末「誰かを助けるにはそれなりの犠牲が必要なんだよ…」
日「なんだよそれ!!」
末「ともかく、隆弘のことが終わったら千晃にちゃんと思い伝える!それでいいだろ」
日「まだ話は終わってないぞ!!」
そのまま、秀太は外に出ていってしまった…
日「意味わかんねぇよ…」
(着信)
真「どうやった?」
日「意味解らないことばっか聞いた」
真「そうか(゚-゚)」
日「何が言いたいだろうな」
真「もし、アップされたら連絡するわ!」
日「わかった」
こうして、電話を切り…
犠牲か…秀太が犠牲にしてまで守りたい人って…
日「もしかして…」
そう思うと俺はある人に電話をした…
?「はーい、光啓?」
日「もしもし、姉ちゃん!!」
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