第1章

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俺はいま、戦場で金を得るために兵士として戦ってる。別に誰かのためではく、生きるには金が必要だから。そして、自分を殺そうと、斬りかかってくる民から賊へ陥った人をちょっとボロい剣で流しながら容赦なく斬る。そして、次の賊も殺していく。 そして……賊討伐は官軍の勝利に終わり、剣を鞘に戻し、屍を地面に埋める作業を始める。っ疲れてるのになんでこんな作業をやらなければならないんだ…。愚痴りながら屍を埋めていく。 ようやく終わり、城へと帰還する。帰還中前方によう知った顔がみえ、少し微笑んで走って声をかける。俺に振り向くと、だれ、お前?と言われたとたん転ぶ。 「俺だよ俺」 少し考えて警戒する。 「……おれおれ詐欺?」 「なんでやねん!!」 思いっきり突っ込んだ。すると、変な人を見るような顔になって引かれる。引くなや、とさらに突っ込む。こんなやり取りをいつもしている。 「どやった?今回の戦闘は?」
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