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「礼奈、大丈夫か!? すぐに降ろしてやるからな」
とは言え、啓太は腰が抜けて下半身に力が入らない状態。
地面をズルズルと這い、近寄ることしか出来ない。
「と、とりあえず今そっちに……」
「くるあぁぁぁああああ!!!! けいくぁぁぁあああ!!!!!!」
「……え?」
グイッ
「ぁ」
気付いた時には、もう遅い。
「ぁぁ……けいくぁ……」
「ああああぁぁぁぁ!!!!!!」
啓太は、礼奈を連れ去った怪物に髪の毛を掴まれ、上に持ち上げられた。
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