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「食欲と性欲を結びつけたまでは良かったが、質問には少々ムリが無いか?というよりも、『どれが好き?』って……どちらかといえば女側にタイプを聞く心理テストみたいだよなぁ」
「性欲じゃ、ないっ……!恋愛傾向っ」
「同じだろ?」
反論しそうな口は塞ぐに限る。
何度か啄むようにしてから深く押さえつければ、もがいていた動きもやがて大人しくなった。
「……っ」
「………」
唇の甘さと柔らかさを存分に味わった後は、名残惜しみ甘噛みで余韻を。
最後に冗談半分でぺろりと舐めてみた。
が、冗談のそれに対しての反応は中々のもので。
(へぇ、弱いのかコレ。面白い事発見した)
「だからここ……学校なのに…!」
「学校じゃなかったら良いっていう誘い文句だぞ、それ」
「違!見つかったら大変でしょって言ってるの!」
「まあ、確かに……生徒を押し倒してるこの状況は誤魔化し難いな」
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