第二話 自分の姿

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アキはひたすら仕事をしていた。 何も考えたくなかったから…。 「星川、ちょっといいか」 林部長に呼ばれ、アキは部長の席に向かった。 『部長、何か』 「五十周年の企画部との話だけど、来週の月曜日に顔合わせを兼ねての打ち合わせがある。 そこで、いつから始動すのかかがハッキリするはずだから」 ”やっぱり、その話だったんだ…” 『はい、分かりました。 企画部からは、誰が選ばれたんですか』 桜田の名前が出て来るのが怖かった。 「企画部からは、桜田が筆頭で、古田と京田が参加するそうだ。 高梨はサポートで参加する」 ”課長が筆頭か…” 『そうですか、それは期待出来ますね。 私も出来る限り頑張ります』
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