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アキはひたすら仕事をしていた。
何も考えたくなかったから…。
「星川、ちょっといいか」
林部長に呼ばれ、アキは部長の席に向かった。
『部長、何か』
「五十周年の企画部との話だけど、来週の月曜日に顔合わせを兼ねての打ち合わせがある。
そこで、いつから始動すのかかがハッキリするはずだから」
”やっぱり、その話だったんだ…”
『はい、分かりました。
企画部からは、誰が選ばれたんですか』
桜田の名前が出て来るのが怖かった。
「企画部からは、桜田が筆頭で、古田と京田が参加するそうだ。
高梨はサポートで参加する」
”課長が筆頭か…”
『そうですか、それは期待出来ますね。
私も出来る限り頑張ります』
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