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第2章
勇者は仲間と協力して魔族四天王を次々と倒し、
ついに魔王の元にたどり着いた。
「よく来たな勇者よ・・・・・」
しかし勇者は魔王の顔に見覚えがあった!
「よく見たらあんた、
最初に俺達を城に呼び寄せて、
魔族征伐の勅命を下した王様じゃないか!」
「フッフッフ平和が続くと結構退屈するものでな、
ひそかに怪物を造って愚民どもを襲わせ、
それを若いおまえたちがどう倒すのか楽しみに見ていたんじゃ」
「なんだと俺達の冒険はやらせだったのか!?」
「そうワシには後継者もいないし、
おまえを息子の様に思って応援していたんじゃ~」
「なんて身勝手な!死ね!!」
こうして勇者は魔王、
もとい王様を倒してた新政権を設立した。
「でも平和になったし退屈だな~
そうだ俺が倒した前の王様製怪物を改良して愚民どもを襲わせよう!
なあにそのうち新たな勇者が出てどうにか倒してくれるだろう・・・・・」
~END~
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