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「それは……その………」
聞いてなかったとも言い難いな。
「僕ちゃんの専属ってことで、僕ちゃんの曲だけ歌ってくれればいいからさ」
「う………ん」
「やったー!!!」
ギュウッと巧に抱き締め………潰される。
巧の目は怖かった。あれはNOと言わせない目だったよ…………。
ってか、俺、歌わなきゃいけなくなったのか。
「じゃあ、さーくん!これ!」
巧は俺を開放すると、ソファの横から何枚かのCDと紙束を渡してきた。
「これは?」
「ん?音源と歌詞だけど?」
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